その他の準備

演奏会を開くには、他にも様々な準備が必要となります。

 

・会場の下見

なお普段の練習場所とは異なる会場での公演を予定している場合、広さや響き方などは会場ごとに違うこともあって、いつも通りの感覚での合唱ができない可能性もあります。

行ったことが無い会場の場合は特に、事前に会場にお願いしたり、他の団体が公演している際に訪れたりなどしておいたほうがよいでしょう。

この際、会場のフロアマップや、ステージの広さ、客席の数など当日の公演に関係することがらをしっかり押さえてください。

特に設備面(音響機材関連やそのほか諸々)、会場でのNG事項などはあらかじめ確認しておきましょう。

何か機材を使いたい場合、会場で借りられるかを確認しておくことも必要です。もし借りられない場合、他の業者からのレンタルなどを手配しなければならないかもしれません。

また会場によってはホームページに情報を掲載しているところもあります。

実際に下見ができれば1番よいですが、下見が不可能な会場もあります。その場合は、こういった場所で情報収集しておくのも1つの手です。

 

・演奏会当日を想定した練習

会場のステージの広さなどが分かったら、それを想定し当日と同じような配置・近い状況を作っての練習も日々に取り入れてみましょう。

並び方や、指揮者・ピアニストとの距離などが当日いきなり変わってしまうと、当日戸惑いなどからパフォーマンスに影響する可能性もあります。

 

・著作権の申請

歴史あるクラシック曲であれば著作権を考えなくてよい場合もありますが、近年の楽曲などの場合は著作権の申請や許可どりが必要な場合もあります。

著作権については様々な規定があります。もし著作権について詳しい方が団体内にいない場合、詳しい方に相談したり、著作権について調べたりしておきましょう。

 

・スタッフの手配

当日やらなければならない業務をリストアップし、必要なスタッフの人数などを予測しておきましょう。

主催団体に所属する団体の人間でスタッフが全部まかなえる場合はよいのですが、そうでない場合は知り合いに手伝いをお願いしたり、プロのスタッフを手配したりする必要があります。

お願いするスタッフの目処がついたら、当日各スタッフにお願いする業務の振り分けや動線などの確認もしておくと当日スムーズにいくでしょう。

 

・トラブルシューティングガイドの作成

演奏会当日は会場に様々な方がいらっしゃいます。

またいつもと違う会場ということで、何か不測の事態が起きる可能性もあがります。

そのため、トラブルが起きた場合どうすればよいかという『トラブルシューティングガイド』を簡単に作っておくとよいでしょう。

作成する場合、演奏会を運営したことがある経験者に相談したり、ネットなどで予測できるトラブルやその対処法を調べたりしてみてください。

もしくはトラブルが起きた場合の連絡先や、トラブル対処の担当者を決めておく形でもよいでしょう。

 

・衣装の決定および用意

美しい合唱をより美しく見せるのが衣装です。

演奏会にコンセプトがある場合はそのコンセプトに合うもの選び、特になければ色や素材感を合わせたものをセレクトするのが一般的です。

多少細部の形が違っていたとしても、色と素材の感じが同じであれば、大人数が揃った時に不思議と一体感が出てくるものです。

お揃いで購入するのもよいですし、学生さんで制服がある場合はそれで揃えてもよいでしょう。

社会人の方の場合、白シャツ+長めの黒いボトムスなどであれば、手軽に各自の手持ちで似たような素材のものを合わせやすいかもしれません。

もし予算をかけずに他の団体とは違うカラーを出したい場合、イベントによっては小物などで差別化を図るという選択肢もあります。