フッ素で虫歯予防

歯科衛生士によって行われる歯科予防処置とは、虫歯と歯周病を予防するためのものです。歯科医院で受けたことがある人もいるかもしれません。

これらの処置では、薬物を塗ったり、歯石を除去したりといったことを行います。

薬物とは、主にフッ素のことを指します。フッ素は虫歯の予防に大きな効果があるのです。歯の表面を覆うエナメル質をフッ素によって強化し、酸によるカルシウムの不足を補うことが出来ます。また、虫歯の原因となる細菌の活動を抑制すること出来るため、虫歯予防にこれ以上ない薬物です。

ただし、効果があるといって大量に摂取しては逆効果です。過剰摂取による「歯牙フッ素症」や歯の形成への悪影響がフッ素の主な副作用として知られています。このため、フッ素の塗布は国家試験に合格した医師と歯科衛生士のみが行うことが出来る独占業務となっています。フッ素の良い面と悪い面の両方を知っている人でなければいけないということですね。

医師や歯科衛生士であれば、フッ素のことをよく理解し、患者が安心して虫歯予防に取り組めるよう処置をすることが出来ます。

また、薬物を塗布する際には、歯に空いた小さい穴に詰め物をする作業も行われるため、これに関する知識も必要です。