歯科衛生士の役割

ここ数年、歯科医院で働く歯科衛生士の数が増加傾向にあります。その理由として、高齢化社会というものがあります。今後、老人の在宅医療のニーズが増えていくことが想定され、歯科衛生士がそれを支える役割を担うことを嘱望されているのです。

これから数十年、日本の高齢者は増え続けると予想されており、在宅介護で重要な歯科衛生士は高齢者の入れ歯といった健康と深く関わる歯科技工士も、活躍していくと思われます。

最近、日本の大手企業は人件費が安い海外へ生産部門の拠点を移していることが多く、産業の空洞化が進んでいくことが懸念されています。こうした時代だからこそ、歯科衛生士や歯科技工士は非常に将来性がある職業といえるのではないでしょうか。

歯科衛生士の勤務場所は、約9割が歯科医院。ほかに老人保健施設や市町村などがあり、特に老人保健施設で働く歯科衛生士が急増しています。このことから、歯科衛生士が老人介護の現場で、今まさに活躍中であることがわかると思います。

歯科技工士はというと、ほとんどの人が歯科技工所で働いています。技工士自体の数も歯科衛生士と同じく増えているようです。さらに、歯科技工所ではなく歯科器材メーカーに勤める人が増えているのも、近年の特徴の一つです。